PRL(プロラクチン/乳汁分泌ホルモン)とは

①概要

PRL(プロラクチン/乳汁分泌ホルモン)は乳腺の発達や母乳の産生を促進するホルモンです。一方で、授乳中の方で排卵が起こらないように、排卵を抑制する作用もあります。そのためPRLが高い方では生理周期の異常、特に無月経が起こりやすくなります。

PRLは脳の下垂体という部位で作られ、同じく脳の視床下部からの調節を受けます。

PRLの分泌に関わる要因としてはストレス、甲状腺ホルモンの分泌、薬剤(抗うつ剤や、一部の吐き気どめ、胃薬)などがあります。血中の甲状腺ホルモンが減ると、TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)が増えますが、このTRHがPRLの分泌を亢進させることが知られています。また、産後に起こる原因不明のChiari-Frommel症候群や、脳下垂体腫瘍の1つでPRLを分泌するプロラクチノーマによって分泌が亢進することもあります。

②ホルモンが高すぎる/低すぎるとどうなるか

PRLが高すぎると排卵が抑制され、月経不順、無月経が起こります。また、妊娠・出産していないのに乳汁分泌が起こることもあります。

低すぎる場合でも特に症状は起こりません。

③関連する疾患

無月経、月経不順、排卵障害、甲状腺機能低下症、プロラクチノーマ

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