FT4(遊離サイロキシン)とは


①概要

甲状腺ホルモンは首にある蝶の様な形をした甲状腺という組織から分泌されるホルモンで、新陳代謝や組織の成長・発達を促す作用や交感神経の刺激作用があります。種類がいくつかありますが、人体で最も影響力が強いのが遊離型T4(FT4)と呼ばれる形です。甲状腺ホルモンが増えすぎると動悸・息切れ・発汗の増加などの症状が、逆に甲状腺ホルモンが少なくなると寒がり・便秘・集中力の低下・むくみ・無月経などの症状が出ます。また、甲状腺ホルモンは胎児の発育にも重要であり、過剰や不足していると流産や早産のリスクを高めることが示唆されています。
甲状腺ホルモンの分泌が増加する病気にはバセドウ病・甲状腺炎・甲状腺腫などが、低下する病気には橋本病などが挙げられます。他にもヨウ素の入ったうがい薬の使いすぎ・海藻の食べ過ぎなどが異常の原因になることがあります。

②ホルモンが高すぎる/低すぎるとどうなるか

甲状腺ホルモンが増えすぎると動悸・息切れ・発汗の増加などの症状が、逆に甲状腺ホルモンが少なくなると寒がり・便秘・集中力の低下・むくみなどの症状が出ます。また、甲状腺ホルモンが少ない人ではPRL(プロラクチン/乳汁分泌ホルモン)の項にある通り無月経になる可能性があります。

③関連する疾患

甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、バセドウ病、甲状腺機能低下症、橋本病、無月経

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