E2(エストラジオール/卵胞ホルモン)とは

①概要

E2(エストラジオール/卵胞ホルモン)は乳房や子宮の発達など、女性の体を作るホルモンです。また、その他にも子宮内の組織を妊娠に向けて厚くする、排卵を促す作用や、頭の働きをクリアにする、 肌の潤いを保つ、骨や血管を強くする、心を安定させるなどの作用もあります。このため、E2が足りなくなると更年期で種々の症状が出てくるのです。

E2は主に卵巣に含まれる卵胞から分泌されており、脳から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)による調節を受けています。

E2分泌に影響する因子には年齢、体重、過度の運動、ストレス、喫煙、低用量ピルの内服などがあります。低体重や過度の運動・ストレスや低用量ピルの内服では脳からのFSHの分泌が阻害されることで、加齢や喫煙では卵胞が失われることでE2の分泌が低下します。

②ホルモンが高すぎる/低すぎるとどうなるか

E2が過剰な状態が続くと不正出血の原因となるほか、子宮内膜が異常に増殖し子宮体がんのリスクが増加します。

一方E2が低い状態が続くと動悸やほてり、頭痛、憂うつ感などをはじめとした更年期様症状が出るほか、さらに長期化すると骨密度の低下や動脈硬化の進行、排卵障害や、子宮の萎縮にもつながります。

③関連する疾患

エストロゲン産生腫瘍、子宮体がん、子宮内膜増殖症、排卵障害、無月経、更年期障害

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