プロゲステロンとは

①概要

プロゲステロンは妊娠に必要なホルモンです。子宮内膜の状態を妊娠に向けて整え、体温を上げ、妊娠の維持も行います。一方でむくみや便秘、肌荒れやニキビなどの症状を起こすため、排卵後、月経までに多くの人を悩ませるホルモンでもあります。

プロゲステロンは通常排卵した後の「卵の殻」が変化した黄体から分泌されます(妊娠後、胎盤ができてからは胎盤から分泌されます)。

②ホルモンが高すぎる/低すぎるとどうなるか

プロゲステロンが高すぎる状態というのはほぼありません。気にしなくてよいでしょう。

プロゲステロンが低すぎるというのは排卵していない状態ですから、排卵障害が疑われます。排卵がうまくできない原因には加齢・低体重・過度の運動・ストレスのほかに、多嚢胞性卵胞症候群、高プロラクチン血症などの病気も考えられます。もちろんピルを飲んでいる人も排卵が抑制されているため低値となります。また、排卵後も黄体の機能が不十分な黄体機能不全という状態もあります。この場合子宮内膜に受精卵が着床したとしても妊娠の維持に適した状態に子宮内膜を保つことができず、流産につながることがあります。

③関連する疾患

排卵障害、無月経、多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)、黄体機能不全

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